数式の中でイタリックにするものしないもの
いつもながら自分は大変に不勉強なもので,だいぶ恥をかき続けてしまっていた。
要は,数式の中でこういう表記をするのはあまりよくないって話。
これだと流石に自分程度でもかなり格好悪いのがわかる。
…こうじゃなくてはならない。
そうだな,expとかlnとかlogitは数式の中で直立体でないとダメだなあと理解できる。
変数lと変数nが仮にあったとしたら,lnはこれらの変数の積のように読めてしまう。
しかし,これだとどうだろう?自分はなんか全然悪くない気がしてしまう。
それに実際自分でこう書いてしまっている論文なども多い。
調べたら,信号検出理論の教科書などでは,こうイタリックで書いているものもある。
見慣れてしまっているから,なんか許せてしまうけど,確かに,HRはHとRの積かもしれない。
慣習はおいておいて,直立体にすべきだと思った。
最近多いのは,ベイズの事前分布とかで,
みたいな。だいぶ自分もやってしまっている。
これも,やっぱりこうするべき。
国内外問わず,結構イタになっている例もあるし,最悪著者が論文内で一貫していないのもあるんだけど,気をつけたいものだ。
でもこれ,こう書いたらイタなんだよな。
添字も同じことがあるよね。
は,
って書いて,あれ,CVはイタでいいのか,みたいな話になる。微妙だ。
微妙っていえば,微分で出てくるdも本来は直立体なんだけど,慣習的にイタリックになっているそう。
みたいに。でもちょっと調べたら直立体もあった。
うむ。よくよく気をつけたいものだ。慣習っていうのもあるのだろうし,ま,それよりも数式の中身が重要だ,っていうひともいるだろうけど。
なんといっても,TeXで打つときに,\rmをめんどくさがったらダメってはなしだな。