草薙の研究ログ

英語の先生をやってます。

効果量の信頼区間の幅から標本サイズを決めるエクセルシート

任意の効果量(d)と標本サイズがわかれば,効果量の誤差がわかるので。

誤差がわかれば信頼区間の幅もわかるので。

任意の効果量の位置と任意の信頼区間の幅を満たす標本サイズを逆算することができる。(e.g., 南風原, 2002)

 

これ,エクセルでやろう。

ほい。

ダウンロードできる。

 

TIPS - 草薙邦広のページ

 

これの一番下。

各群の標本サイズと効果量をいれれば,誤差,信頼区間の上限,下限,幅も求めてくれる。色々数字いれて探すみたいな感じで。

 

まあ,でもこんな感じね。早見表みたいな。(南風原先生のとは一致する)

セルの中が95%信頼区間の幅(上限-下限)

  目標とする効果量
標本サイズ 小(0.2) 中(0.5) 大(0.8)
10 1.76 1.78 1.83
25 1.11 1.13 1.15
50 0.79 0.80 0.82
75 0.64 0.65 0.67
100 0.56 0.56 0.58
125 0.50 0.50 0.52
150 0.45 0.46 0.47
175 0.42 0.43 0.44
200 0.39 0.40 0.41

 

10人とかだと,仮に0.8でも,区間は0をまたぎそうなくらいだよね。

Rでお絵かきするとこんな感じ。黒が0.2,赤が0.5,青が0.8。

曲がってるのが上限と下限。

f:id:kusanagik:20141126180023p:plain

 

まあ,来年の5月くらいまでは,Rの関数と,

実行ファイル(.exe)の何かを作った方がいいかな。

いずれにせよどこかでドキュメンテーションしよう。

そういうのが大事だと思うんだ。javaとかのブラウザのやつもいいな。

(全部やれたらいいな)